Alteryxは2026年9月9日、既存のデータや計算手順をAIとの対話から使う新機能を発表しました。Agent Studioは、管理済みのデータセットから会話型エージェントを作る機能です。同社によると、分析担当者が回答に使うデータとKPI(業績などを測る指標)を管理できます。

決めてある計算手順を、会話から使う

承認済みのデータ、計算、ワークフロー(一連の処理手順)をChatGPTから利用する機能も発表しました。業務で使ってきた計算手順を、対話の中で再利用する仕組みです。Claude、Gemini、Slack、Teamsへの対応は今後の予定です。

MCPは、AIと業務ツールをつなぐ仕組みです。同社は、MCP Serverを通じて外部AIから処理する場合も、Alteryxの認証と役割別の権限を引き継ぐと説明しています。

返品や値引きのルールを生かして支店を比べる

たとえば卸売業の営業企画なら、返品や値引きの扱いを決めた既存の売上集計を使い、どの支店で前年差が大きいかを尋ねる使い方が考えられます。集計手順を一から組み直す作業を減らせれば、担当者は差が生じた支店の商談や販売条件を調べ、対応を考える作業に進めそうです。これは想定した使い方で、実際の導入成果ではありません。

既存の手順を再利用しても、元の計算ルールやアクセス権が誤っていれば、適切な回答は保証されません。今回の発表は会社提供のプレスリリースで、独立した性能検証ではありません。日本語での精度や利用条件についても、本記事では評価していません。