Ashbyは2026年9月9日、ロンドンの発表会で「Scheduled Agents」を披露しました。採用状況や面接評価を決まったタイミングでAIが整理し、曖昧な評価や対応漏れなど、担当者が気にすべき点を示す構想です。毎週の採用会議なら、集計を始めるところからAIに手伝ってもらう使い方が見えてきます。
評価の食い違いから、工場ごとの事情を確かめる
たとえば、複数工場の中途採用を担当する製造業のチームを考えてみます。面接評価が未記入のまま止まっていたり、同じ職種なのに評価基準が食い違っていたりする箇所を、会議前にまとめてもらう使い方です。
担当者は、単なる記入漏れなのか、工場ごとに求める経験が違うのかを確かめます。候補者数の集計に加え、面接官同士で話し合う論点がそろえば、会議の時間も使いやすくなりそうです。これは国内企業での利用を想定した例で、導入成果を示すものではありません。
Ashby共同創業者のAbhik Pramanikは、講演で「人を採用するには、常に人とのつながりと人の判断が必要だ」と話しました(日本語訳)。周辺の事務をAIが助け、人が候補者や現場と向き合う、という設計方針です。
Scheduled Agentsは今回、開発中の機能として紹介されました。実務で使うなら、会議前に担当者自身が見つけた論点と照らし合わせ、何を拾い、何を見落とすかを確かめるところから始められます。